日 時 / 12月22日(日) 9:30〜12:00 会 場/東京都 町田市立総合体育館武道場
主 催 / (一社)国際空手道連盟 極真会館
監 修 / 田畑繁理事長、三和純副理事長
担 当 / 岡本徹選手強化部長、佐藤賢選手強化副部長
内 容 / スパーリング、ミット
〈参加道場及び参加者〉 宮崎県山下道場(1名)、山形県田畑道場(1名)、東京都佐藤道場(4名)、東京都広尾道場(2名)、東京城南川端道場(2名)、東京足立荒川天野道場(1名)、神奈川県井上道場(4名)、東京城西三和道場(5名)、極真会館千葉小嶋道場(1名) 計21名
来年1月全日本大会を一か月後に控えた最終合同練習として第3回強化練習会を実施しました。師走の忙しい中にも関わらずに前回とほぼ同数の参加者が集まり、充実した稽古会 が行えました。
始めにウォーミングアップランとシャドーで身体を温め、約束組手(受け返し)で目慣らしと反応力を高めます。
次のスパーリングでは、最初に模範組手として参加者が見守る中、全日本大会出場選手同士のスパーニングを女子1組(増山愛理-川村咲笑)、男子3組(川村風矢-古賀幌基、川村嵐-飯川潤一、重松翔-大内巨成)行いました。
三和師範からの提案で今回の参加者に全日本選手の技を見学させ、意識を高めさせたいという意向から実施しました。その後、軽中量級クラスと重量級クラスに分かれて2分×10R、軽中量級vs重量級クラスで1分×10Rを消化。 最後はラッシュ力を意識した短時間の息上げビックミットで仕上げて終了としました。
開会挨拶の三和師範からは極真空手の醍醐味である体重別ではない無差別級大会への挑戦の重要性、閉会挨拶では田畑理事長から正々堂々としたフェアプレイ精神に則った最強の極真空手を目指す重要性を参加者への激励のお言葉として頂戴しました。 両師範からのただの競技選手ではなく、立ち居振る舞いも含めた極真の武道家としての心構えを決して忘れてはならないというメッセージを参加者全員が心に刻んだことでしょう。
今回の私(岡本)の感想としては、全日本チャンピオン重松翔選手の抜きんでた実力を垣間見られたことにつきます。100kg近い体格がありながらも柔軟で機敏に動くスタイルは圧巻でした。
手合せをした参加者は皆、私と同じように感じたと思います。 重松本人にしたらまだまだ力を出し切れていない状況だとは思いますが、今回、参加した選手たちにとっては本当にいい刺激になったことでしょう。 今回、重松選手に歯が立たなかった選手たちの中から「第2の重松」が出てくることを期待します。 押忍 今回の強化練習会映像(重松、増山両名の全日本大会直前インタビュー含む)を近々、連合会公式 YOUTUBE チャンネルにてアップ予定です。 撮影・編集/矢田剛(NHK「釣りびと万歳」番組プロデューサー)